1月の新春懇親会にお越しいただいた小樽市総合博物館 石川館長より、クラウドファンディングの案内をいただきました。
北海道国鉄電化の開拓者を後世に残そう
~電気機関車のED76の展示再開に向けて~
小樽市総合博物館に保存されている鉄道車両の中で、電気機関車の機器に有害物質の使用が判明しました。その処理のため解体されることになりましたが、作業を進める中で車体の一部を残すことが可能となりました。
ただ保存には多額の費用を要し、皆様の支援が必要です。道内鉄道史において貴重な車両であり、歴史的遺産を後世に伝えるべく保存整備を進めますのでご協力ください。
さとふる クラウドファンディングページ
リンク:さとふる 北海道国鉄電化の開拓者を後世に残そう ~電気機関車のED76の展示再開に向けて~
※支援にはさとふるの会員登録が必要です。
返礼品について
寄付金の額に応じて、電気機関車や鉄道関連グッズがお礼品として送られます。詳しくはクラウドファンディングページをご覧ください。
今後について
今回のクラウドファンディングは間もなく終了しますが、チラシのQRコードからふるさと納税にアクセスできます。アイアンホース号と同様、不足分の資金はふるさと納税制度を利用して、皆さんからのご厚意で集めていく予定です。新たな募集があった際にはブログでお知らせしますのでよろしくお願いいたします。
石川館長からのメッセージ
一月には新年会にお招きいただきありがとうございました。
まず、大変遅くなりましたが御礼とご報告です。
新年会の席上でお時間をいただきご説明させていただいた、当館の動態保存の蒸気機関車「アイアンホース」号は皆様のご支援のおかげで無事ブレーキ修理が完成し、7月末から夏休みの運行にあわせ、再度、動き出すことができました。
製造から120年近くたつ老朽機ですが、おかげさまでこの夏もたくさんの子供たちに楽しんでいただきました。
ありがとうございました。
さて、ご支援のお礼の後にたいへん申し上げにくいのですが、当館では電気機関車2両にPCBを含む部品が発見され、解体することになりました。しかし、多くの鉄道ファンから解体を惜しむ声があり、のこされた部品で展示を行うことにいたしました。
そのうち一両を今年の夏からクラウドファンディングをお願いして資金集めをしてきましたが、残念ながら目標金額の一割程度しか集めることができませんでした。
今後は、アイアンホース号と同様、ふるさと納税制度を利用して、不足分をみなさんのご厚意で集めていく心づもりです。ぜひご支援をよろしくお願いいたします。