関西小樽会ブログ

小樽出身者、小樽滞在経験者、これから小樽へ行く人・・・ 小樽好きのすべての皆さんのブログです。

マッサン

関連記事を二つ紹介させて頂きます。

その1

産経新聞掲載 (出町賢様、前田浩様から入手しました。)

地元で「マッサン」再発見 小樽商大、ツアーを企画

 NHK連続テレビ小説「マッサン」の舞台・北海道で、主人公のモデルのニッカウヰスキー創業者竹鶴政孝と妻リタが地元に残した思い出をたどるツアーを、小樽商科大(小樽市)が企画した。竹鶴が1934年に建てた同社蒸留所がある余市町と隣の小樽市で、住民の証言をもとに夫妻の足跡を再発見、今後の観光振興につなげる。
 ツアーに向けた調査は2013年12月に始まり、小樽商科大ビジネス創造センター地域経済研究部の高野宏康学術研究員(近現代史)が、ニッカ元社員や竹鶴の親戚、知人ら60人以上から証言を集めた。2人の暮らしぶりを伝える文書や写真を発掘でき、リタ直筆のレシピから余市特産のりんごを使ったタルトを商品化する成果もあった。
 3月7日に実施するツアー「竹鶴政孝&リタの愛した世界をハートと味覚で感じる旅」では、リタが英国人の宣教師を訪ねて足しげく通った小樽聖公会や竹鶴の好物のシュークリームを販売していた洋菓子店、ニッカの余市蒸留所など、ゆかりの地を回る。

 

その2

スポーツ報知掲載(出町賢様、中山晴樹様より入手)

【サタデープラス】“マッサン巡り”「北海道編」前に聖地巡礼

 視聴率も好調のNHK連続テレビ小説「マッサン」で、注目されるのが北海道余市町と小樽市。主人公の「マッサン」と「エリー」のモデルでニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝さんとリタさん夫妻が亡くなるまで生活を営み、来年1月5日から放送が始まる「北海道編」の舞台となる。今回は、地元の小樽商科大に通う女子大生・荒谷沙織さん(23)と“マッサン巡り”の旅に出かけた。(樋口 智城)

 旅に同行してくれた荒谷さんは、放送を記念し7月に当地で開催された「おたる・よいち ご当地ハイボール レシピコンテスト」で、最優秀賞に輝いた「ハイボール女王」だ。レシピを考案した「クレイン(鶴)ズ・ブーケ」は、政孝さんからリタさんへのプレゼントをイメージし、見た目も花束の鮮やかな赤を連想させる。

 荒谷さんと、まず向かったのはニッカウヰスキー余市蒸溜(りゅう)所だ。政孝さん=「マッサン」が1934年、ドラマでメーンテーマとなるウイスキー造りのため造った施設だ。

 荒谷さんは、お客さんの数に驚いた。「昔、私が友人と2人で来たときは、他に人はいませんでした」。朝ドラ効果で、今は平日も昼食時のレストランは30分待ち。観光バスがひっきりなしに訪れる。統括するアサヒビール広報によると「見学者数は、9月末時点で累計前年比143%」と激増。ウイスキー造りの実演など、“オトナ”の社会見学にはうってつけだ。

 「竹鶴邸」もいい。当初、蒸溜所にあったマッサン夫妻の住居で、46年に近郊の余市町山田町に移築。2002年に再び現在地に移された。

 資料や年表が展示された一般公開部分のほか、特別に、普段は非公開の部屋も見せてもらった。おしゃれな応接間に、ピアノが1台。リタさんはよくピアノをマッサンに聴かせていたという。

 他の部屋にもおしゃれな仕掛けが。「見てください、この畳に『竹と鶴』の模様が描いてありますよ!」と荒谷さん。押し入れを開けると、マッサン専用の小便器もあった。「専用便器を造らせるあたり、ちょっとワンマンな感じしますねー。趣味人ぶりにビックリしました」と荒谷さん。

 地元の人にも聞いてみた。あるおばあちゃんは「房子さん(リタさんの養子)と私、同級生だったんよ」。当時の思い出ってありますか? 

 「こちらに竹鶴さんが引っ越されたのが戦後間もなく。リタさんは落ち着いた、いい人でしたよ。家に遊びに行ったらクッキーとか作ってくれて。そのころは甘いものなんてないから、うれしかったなー」

 他にエピソードは? 「房子さんがリタさんとケンカして、ウチに逃げて来たこともあってね」、「そうそう、政孝さんはリタさん以外に彼女が―」。それ以上はまずいかも。余市編は、このあたりで…。

 「40年代、余市町に外国人はリタさん一人だけ。だから、(外国人が住んでいた)隣町の小樽や札幌に遊びによく行っていたんです」。こう話すのは、小樽商科大の高野宏康教授。放送をきっかけに、地元を盛り上げようと、竹鶴家の文献・資料をかき集めた。いまや屈指の「マッサン研究家」といってもいい。

 「リタさんは『外国人で目立ち過ぎる』という理由で、当時、汽車に乗らなくなった。苦労はあったでしょうね」。余市から小樽に。リタさんは砂利道を車で2~3時間かけて通ったという。

 小樽行きは、イギリス国教会系の教会・小樽聖公会で祈りをささげるためでもあった。「お金がないからボロボロなのよ。寄付募集って言っといて~」。現在の聖公会では、上品かつ陽気な女性司祭が迎えてくれた。「当時、英国人のアン・ステブリさんって立派な宣教師がいてね。リタさんと仲良かったらしいんですよ」

 関西弁で話すリタさんに、アンさんが「すっかり日本になじんでいるねー」と指摘したとか。ちなみにこの聖公会、明治期には詩人・石川啄木の姉がオルガンを弾いていたのだという。リタさんが61年に亡くなったあと、マッサンも自らも死期が近づいた79年に洗礼を受けている。 リタさんが映画を見るのは、もっぱら「電気館」。ビビアン・リー主演「哀愁」が好きだった。82年に閉館。今はドラッグストアだが、建物に「電気館」の文字は確認できる。

 マッサンが愛した喫茶店もある。小樽最古の28年(昭和3年)創業「米華堂」だ。現在は3代目。他界した2代目・八木清さんは、当時、マッサンから「ボーヤ、ボーヤ」と呼ばれてかわいがられていた。清さんの妻・光子さん(80)は
「この喫茶店の看板メニューのアップルパイをよく食べてて。お土産にも持って帰っていたらしいですよ」。リタさんとも自宅で一緒に食べていたかもしれない。

 ◆マッサン 「マッサン」こと亀山政春(玉山鉄二)はウイスキー造りの本場スコットランドへと留学し、生涯の妻となるエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)と出会う。母の反対など苦難を乗り越え、2人は日本で夢の国産ウイスキー造りを進めていく。モデルとなったのは、ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝さんと妻・リタさん。劇中では現在、大阪が舞台となっている。

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