奈良を歩く

奈良界隈を、14地区にわたり、38枚の写真を使い、ご紹介いただいておりますが、スペースの関係で4~5回に分けてUPさせて頂く予定をしてります。(管理人)

以下、宮内様のご投稿

 

若い頃、何故か奈良の風景、特に古寺に魅かれて出かけました。この歳(72歳)になり、以前、歩いた奈良の各所へ気の向くまま出かけてみたいと、地域別のグループに区分けして整理してみました。関西小樽会のブログに投稿する文章という形には程遠いメモ程度ものにしかならず格好悪いこと、この上ないのですが、皆様が「奈良へでも・・・・」思った時の参考になればと思いきって投稿させていただきます。
私の奈良の楽しみ方 ・・・ 目指す場所に車で行って、その周辺を歩く。

良い点

  • 京都と違って奈良は比較的車が混まないので、目的地に行くのに1時間か1時間30分でOKなので朝もゆっくりできる。
  • 弁当を作っていかなくても、途中のコンビニで昼食を用意できる。奈良はお寺(京都は駄目、寺が禁止が多い、そうでなくとも伽藍が狭く、人が多いので弁当を食べるところを探すのが大変→お店で食べる。おいしいお店や有名店は多い。)のなかでもゆったり昼食を取れるので食べる費用や場所の心配をしなくても良い。
  • 予定時間内に目的が消化できない場合は、手軽にいつでも、何度でもそこに来て未消化のところを埋めていける。
  • ポイントからポイントまで車で移動できるので効率が良い。
  • 荷物が嵩張らない。

良くない点

  • 又、車の場所に戻らなければならない。周遊して楽しめるところならば良いが、一本道の場合は来た道を戻らなければならない。
  • 駐車場所を調べておくか、その周辺で有料駐車場を探さなければならない。
    (京都の寺社と違ってあまり駐車場は混んでいないし、寺社駐車場は無料が多い。)

車で行ってあまり歩かないで見物だけして帰ってくる場合も多い。

 

①   奈良公園南側―高畑町周辺

奈良公園から南へ、あるいは天理から北上

○奈良市写真美術館(黒川紀章設計)

入江泰吉(奈良の写真では土門拳と双璧)

前田真三(室生寺の写真で有名、後に美瑛へ―拓真館)

○新薬師寺―聖武天皇のおきさき、光明皇后建立

本堂(国宝)、薬師如来座像(国宝)

12神将立像(11-国宝)伐折羅(ざはら)大将―500円切手の図案(緑色)
萩 の 寺

miyauchi-2014-09-10-1

白毫寺(びゃくこうじ)―新薬師寺から徒歩15分、野道、大和棟の家、土塀

万葉歌人志賀皇子の山荘跡に建立

五色椿は県の天然記念物、石段両脇の萩

miyauchi-2014-09-10-2

○高畑町界隈

志賀直哉旧居、たかばたけ茶論

 

②  ならまちから元興寺

猿沢の池の西南

○  ならまち散策

○  元興寺(げんこうじ)(極楽坊)

前身は日本初の本格寺院の飛鳥寺、平城遷都に伴い、飛鳥から移転

南都七大寺として隆盛したが徐々に衰退

本堂(国)、極楽曼荼羅(国)、五重小塔(国)、聖徳太子像(国)

瓦は飛鳥から運ばれた日本最古のものも含まれ、行基葺きで有名。

萩の花

miyauchi-2014-09-10-3

③   柳生街道(滝坂道)

破石町バス停から東へ  15kmの山道

健脚向きなので何回かに切って歩く。

石畳の滝坂道から春日山原生林に入って行く。昭和46年大河ドラマで有名

山岡荘八原作「春の坂道」柳生宗短役萬屋(中村)錦之助

滝坂地蔵、夕日観音、首切地蔵、朝日観音、春日山石窟仏、地獄谷石窟仏、峠の茶屋、芳山の石仏,忍辱山円成寺

miyauchi-2014-09-10-4

miyauchi-2014-09-10-5

 

この記事を書いた人