⑦ 山の辺の道
日本最古の道
天理市の石上神宮から桜井市の海石榴市まで20キロ
私はほぼ中間の長岳寺か山の辺の家の駐車場に車を置き北上したり南下したりして何度かに分けて歩く。
* 北上コース
○長岳寺
弘法大師創建
阿弥陀三尊像―玉願仏としては日本最古(重文)
鐘楼門―日本最古(重文) 庫裏(旧地蔵院 重文)
ツツジ、アジサイ、酔芙蓉と花は多い
○念仏寺
○衾田陵―手白香皇女、継体天皇(第26代)皇后
○萱生環濠集落―ミカン、柿畑の道
○竹之内環濠集落
外敵の侵入を防ぐ濠をめぐらしている。
○石上神宮
大和屈指の古社(国宝) 神鶏―ニワトリ
* 南下コース
長岳寺の前の切り通しに根上がりの松があり、その中に小さな石仏
○黒塚古墳
長岳寺の西
三角縁神獣鏡が発見され邪馬台国論争が再燃した。
北九州説有利説から大和説が再度浮上
○崇神天皇陵
第10代 大和政権の基盤を作った大王
○景行天皇陵
大和政権の勢力を広げた大王と言われている。
ここを過ぎたところに小林秀雄筆の「山邊道」の道標
写真家入江泰吉の写真で有名な山道
○檜原神社
大神神社の摂社 磐座がご神体 神殿、拝殿がなく鳥居だけ
見晴らしが良く箸墓古墳や二上山、大和三山(耳成、畝傍、天の香具山)
が見える。
○玄賓庵
ひなびて静寂につつまれた雰囲気の庵、小寺
大神神社
三輪山がご神体なので神殿はなく鳥居と拝殿
○金屋の石仏、海石榴市跡
桜井の街中に入って行き、山の辺の道の終点
コメント
コメント一覧 (1件)
5年ほど前になりますが、関西小樽会の秋のイベントで
「山の辺の道ウオーキング」があり、本ブログ記載の大神神社、檜原神社、景行天皇陵、長岳寺、石上神社等へも行きました。
私は何の予備知識もなく、無感動に、ただ眺めて、シャッターを押して帰ってきましたが、今あらためて、説明を読ませていただきますと。もう一度行ってみたい気がしております。