今年の秋イベントは木曽川のほとりに立つ犬山城と「尾張の紅葉寺」といわれる寂光をめぐるバス旅でした。
11月20日、秋晴れに恵まれ、バスは梅田を19名で朝8:30に出発、京田辺で2名を拾って、先ずは犬山城にむかいました。
犬山城のパーキングにバスを止め、早速ボランティアさんの集会所に行き、柿崎さんが先着されて手配して下さっていた鵜飼い鑑賞団体さま向け特別弁当で鮎などを頂き、大満足で腹ごしらえができました。柿崎さんには下見から事前のチケット購入、この集会所手配、ランチ手配、後片付けと大変お世話になり感謝です。
そして、市内観光組と犬山城天守登攀組に分かれて観光となりました。
犬山城は天守が国宝に指定された5個の城(この他は姫路、松本、彦根、松江)の一つで、最後まで個人(成瀬氏)所有が長く続いたことでも有名です。
応仁の乱の頃岩倉織田氏が砦をここに築き、その後織田信長の叔父信康が現在に繋がる城に改修しました。小牧長久手の戦いでは秀吉側の橋頭堡となり小牧城の家康と対峙しました。関が原の戦いでも西軍の基地となりますが、家康軍の勝利後は尾張藩となり、家老の成瀬氏が城主となり唐破風出窓等が設けられ、更に天守の改修もなされ現在の形となります。明治4年廃藩置県で廃城となり、城門や櫓など持って行かれますが、明治28年に旧城主の成瀬家に払い下げられ、個人所有となりました。昭和10年旧国宝、27年新国宝となりますが、平成16年財団法人が設立され個人所有から法人の所有となりました。
当日は地元ボランティアガイドさんのお世話になり、天守からは、小牧城や岐阜城、御嶽山までが見渡せ、古城を満喫しました。
そして次に寂光院へバスで向かいました。
寂光院は継鹿尾観音という先手観音を祀る真言宗の寺で織田信長の参拝も受けたことある、由緒ある寺です。寺は総門より石段又は舗装道路で千体観音堂のある広場まで上がり、そこからスロープカーか徒歩で300段階段を上り、山上の寂光院本堂や願いの鐘、筆弘法大師像のある絶景展望台に到達できます。ここで、お参りしたり、願いの鐘をついたり、紅葉や風景を楽しんだりして下山しました。
登り下りのある運動が多かったためか、帰路のバスでは皆様静かにお休みのようでした。京田辺に着くとやれやれ帰ってきたということで、何人かの方が最後尾あたりの席に来られましたが、ここで初めて席が回転出来、コの字に座って飲んだりカラオケしながら移動できるようになっていたことが分かりました。しかし、もうすぐ大阪なので試す時間もなく、、つつがなく大阪に19:30頃到着できました。
幹事さま、柿崎さんありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (1件)
バスの後方がそんな風に使えるようになっていたとは知りませんでした。飲みながらカラオケということも可能だったのですね。以前サロンカーみたいなバスを借りていた時期もあって、そのころはバスがカラオケ居酒屋状態で、休憩からバスに戻るとお酒の匂いが充満していてすごかったです。その当時の酒豪のメンバーが懐かしいなあ。