第35回関西小樽会　総会・懇親会　報告

第35回関西小樽会　総会・懇親会は　以下のとおり実施されましたので御報告いたします。

開催概要
日時：令和４元年５月２１日　１６：００ ～
場所：大阪マルビル　大阪第一ホテル　６階
参加人数：３７名

総会・懇親会 次第
１． 定時総会 　　　　議長 手島会長
２．市長と語る会 　　司会 手島会長
３．記念写真撮影
４．懇親会 　　　　　司会 高橋副会長
　1)　会長挨拶 　　　手島会長
　2)　来賓ご紹介
　3)　来賓代表挨拶 　小山副市長
　4)　乾杯音頭 　　　平松副会頭
　5)　ご寄贈品お礼
　6)　初参加者ご紹介
　7)　抽選会
　8)　じゃんけんゲーム
　9)　閉会挨拶 　　　合田副会長
＊潮まつり募金 随時
＊物販 随時
ご来賓：17名　以下の通り（敬称略）
小山　秀昭 　小樽市副市長
鈴木　喜明 　小樽市議会議長
平松　正人　 小樽商工会議所副会頭
徳満　康浩 　小樽観光協会専務理事
由井　卓也 　小樽市産業港湾部主幹
三船　貴史 　千島歯舞諸島居住者連盟参事
成田　芳生 　東京小樽会会長
高橋　敏匡 　東京小樽会副会長
小黒　敬三 　関西北海道クラブ会長
浦上　博充 　関西北海道クラブ副会長
山﨑　憲吾 　関西函館をおもう会会長
原　哲夫 　　関西釧路会会長
佐藤　英郎 　関西旭川会会長
垣本　信生 　関西帯広会会長
須藤　弘 　　関西深川会副会長
宮下　和彦 　大高酵素大阪支店長
種田　仁郎 　北海道新聞大阪支店営業部次長

１．関西小樽会定時総会
　　　　　議長：関西小樽会　手島会長
　　　　　議題：
　　　　　　１．令和4年度事業計画案の件
　　　　　　２．令和4年度収支予算案の件
　　　　　報告：
　　　　　　１．令和3年度事業報告
　　　　　　２．令和3年度会計監査報告
上記議題はすべて承認されました。

２．市長と語る会
司会　 手島関西小樽会会長
出席者
小山　秀昭 小樽市副市長
鈴木　喜明 小樽市議会議長
平松　正人 小樽商工会議所副会頭
徳満　康浩 小樽観光協会専務理事

出席者の方から最近の小樽市の状況について以下説明頂きました。

１）小山副市長からの報告
・市政施行100周年について
本年8月で小樽は市政施行100周年を迎え、記念式典や記念誌の発行、100年企業表彰式、等が予定されています。また、「ふるさと自慢100選」を作成するなどして市のPR事業も実施してゆく予定です。
・ふるさと納税制度について
市内事業者に市も加わり返礼品の充実に務めた結果、現在は600品目にもなり、令和3年度には過去最高の寄付額となっています。これは市の産業や観光振興等様々な事業に使われており、今後共よろしくお願い申し上げます。
・歴史を生かしたまちづくりについて
解体の危機にあった北海製缶第3倉庫については北海製缶殿から市に無償譲渡頂けました。
ついてはこれを小樽運河と一体となった景観として保全活用してゆこうとしています。また、小樽市は他市との連携で「北前船」「炭鉄港」二つの「日本遺産」認定を既に受けていますが、更に此度、小樽単独で日本遺産「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽」の「候補地域」に選定されました。3年後の本認定を目指し活動してゆきます。
・小樽市の人口について
小樽市の人口は100年前1920年ころに11万人ありました。それが、1964年にはピークの20万7千人となりますが、以降漸減してきて、今年2022年3月遂に11万人を切ってしまいました。原因としては、転入転出差はなくなっていますから、少子高齢化と思われます。今後は更に小樽を、移住したい、子供を生み育てやすい、ずっと住みたい魅力のある町にしてゆきたいと思います。

２）小樽市議会鈴木議長からの報告
・小樽市はコロナ感染者数が全国で報道され、最近知名度が高いのは残念。
・旧三井銀行小樽支店が国の重要文化財に指定されました。
・北海道新幹線が札幌延伸されるに伴い、並行在来線がバスへの転換となります。今後は、バスの運行ルート・運行数を詰めていくことになります。

３）小樽商工会議所平松副会頭からの報告
・小樽市の産業は、従来“漁業”や”“機械金属”を始めとした“ものづくり関連産業”でしたが、現在は、観光業がメインとなっていると言えます。
・山本会頭からは、小樽に新たなお土産の開発が必要と伺っています。
・小樽駅前の風景をもっと魅力的にするとともに、クルーズ船を誘致して、多くの人が訪れる、活気のある街にしたい。
・似鳥会長から、「オタモイ遊園地」跡地の再開発を検討するために調査費5,000万円を寄附いただきました。調査を始めて約1年が経過し、間もなく調査が終了の予定です。
・北海道新幹線の新小樽駅舎のデザインコンセプトが完成し、現実のものとなってきましたが、これで並行在来線は廃止になり、バスへ転換となります。地元に対しては今後相当な負担を強いることになります。ＪＲ北海道は、此度綿貫新社長となるわけですが、今後の動向を注視しています。
・7月22日(金)から24日(日)には「おたる潮まつり」が開催されます。機会があれば、是非小樽市に来ていただきたいと存じます。

４）小樽観光協会徳満専務からの報告
・今年は、「おたる潮まつり」を通常開催として実施する予定です。また、翌週には、「サマーフェスティバル」を実施します。
・本年1月7日に、歴史的建造物である旧小樽商工会議所をリノベーションした「ＯＭＯ５小樽」を星野リゾートがオープンさせました。
・本年1月8日に、令和2年3月に閉館した「旧かんぽの宿小樽」が、株式会社Sasson様によりリニューアルされ、「朝里川温泉ホテル」としてオープンしました。
・市内中心部では、サンケイグループの「グリッズプレミアムホテル」が、本年７月オープンに向けて準備を進めていましたが、遅れて9月にオープン予定となりました。
・ニトリが、小樽芸術村として4館目(5棟目)となる「西洋美術館」を本年4月28日にオープンしました。これは旧小樽運河食堂・市指定歴史的建造物「旧浪華(なにわ)倉庫」を改修した建物です。

質疑
参加された会員から以下の質問と回答ががなされました。
・歴史を生かしたまちづくりの話題の中で、「北前船」の話がでたが、その観光振興はあまり進んでいない印象がある。インバウンドだけでなく、歴史に関心を持ってくれる国内客も重要ではないか。
・小樽のお土産はその種類や価格で今一つ魅力に欠けてると感じる。

回答者：小山副市長
・「北前船」では、全国48市町でさまざまな事業を実施している。コロナ前は年2回程度フォーラムも実施してた。「道新観光」が大学の先生と組み「北前船」認定地ツアーを始めている。また、コロナ禍で延期となっているが、「北前船子ども洋上セミナー」を開催したら、石川県の小学生が「おたる潮まつり」に参加した。北前船関連事業は、ストーリー性を重視して実施し、観光協会ともタッグを組み進めて行きたい。
・本年度は、商品パッケージの取組も進めたい。観光客向けの高い商品も多いが、地元が利用する南樽市場などもあるので情報発信を行いたい。

３．記念写真撮影

４．懇 親 会
上記プログラム通り、元気にかつ楽しく進行しました。
トピックスとしては
１．今回は伊藤さん谷口さん２名の初参加者がありました。
２．御寄贈品については抽選会を行い、参加者全員へお土産として配らせて頂きました。
２．じゃんけんゲームでは関西帯広会の垣本会長が小樽会手島会長に勝って優勝。賞金の全額　を「潮まつり」の事業に寄贈され、副賞として「小樽会特別海鮮セット」を獲得されました。
３．潮祭りの募金はじゃんけんゲームと併せて89250円集まりました。皆様ありがとうございました。
４．JAZZバンド演奏がありました。柿崎さんの素晴らしい唄がありました。
５．小樽会副会長・合田さんの閉会のあいさつでお開きに。そして北新地で開催された二次会へと流れて行きました。

以上でした。