小樽地域活性化のヒントを探して(前編) 日本蒸奇博覧会 編

先日、小樽地域活性化のヒントを探して、東京の「STUDIO EASE目黒」を会場に開催された、日本スチームパンク協会 主催の『日本蒸奇博覧会』へ訪れてきたので、得られた知見も含めて、できるだけ簡単に、ご報告します(*^▽^*)

イベント内容

まず、どのような内容だったのかをお伝えすると、イベント内容は、総合カルチャーのスチームパンクに特化し、それをイメージした60以上のクリエイター作品がブースに並び、日常でも使うことが多いスマホケースや名刺入れ、財布、腕時計などをはじめ・・・、

ループタイやハットピン、ネクタイピンやストールクリップなど、歯車や配管をモチーフにした作品が数多く並び、まるで美術館にいるような世界観を楽しむことができました!(画像の作品は、許可を得たうえで撮影したのを抜粋したもので、いずれも一例です)

また、アルコールを含むキッチンカーなどでの飲食販売、写真やイラストの展示もあり、全国各地から年齢や性別などを問わず、スチームパンク愛好家が集うだけでなく、ファッション業界の関係者が訪れたりするなど、大きな盛り上がりをみせていました♪(年齢で言えば60~70代の人もいたと思います)

ちなみに、個人的には、ブースでのクリエイター作品を複数お迎えしたり、写真館での撮影に加え・・・(あくまでもイベント仕様なので、普段は絶対にしないコーデではありますが)、

目の保養にもなった、ある種のアートな装いを究極まで突き詰めたような、個性豊かでハイレベルなスチームパンクファッションショーで、ちょっとしたランウェイを歩いたりしてました(^_^)

小樽地域活性化のヒント

そして、ここからは、本題の小樽地域活性化のヒントを、個人的に考えてみました(^_^)

あくまでも、現実的な課題などは置いといて・・・、『日本蒸奇博覧会』が開催されていたのと同じ頃、小樽では、「旧 北海製缶 小樽工場 第三倉庫」を中心に『Kitaunga District 』と題したイベントが開催され、運河公園ではキッチンカーが並んだり、その付近の建物ではマルシェ、夜には「旧 日本郵船」で映像を投影したプロジェクションマッピング、旧 手宮線でのライトアップや光るトロッコ乗車体験などがあったとか・・・。

個人的に、4~5年前から北運河エリアに注目しており、実際の導線確保をどうするか等の課題もあると思いますが・・・、

〇小樽市総合博物館 本館

〇旧 手宮線

〇旧 日本郵船

〇運河公園

〇旧 渋澤倉庫(小樽ゴールドストーン)

〇旧 北海製缶 小樽工場 第三倉庫

などを関連付けつつ、北運河エリア全体で、日本で初めてとなる?スチームパンクとコラボした地域活性化が、やり方次第では、じゅうぶん可能な予感はします! 例えば、小樽で開催された『Kitaunga District 』に出店するクリエイターさんを、数ヶ月前から様々なSNSなどをつうじて、幅広く募集したり・・・、

イベントの事前告知では、例えば、小樽のキャラクター(小樽潮風高校など)がスチームパンクな衣装を着たイラストも含めた、小樽の特徴を併せ持ったスチームパンク風のイラストチラシを、クリエイターさんに依頼して作製してみたり・・・。また合わせて『蒸気時計』などを含めた、街中スチームパンク的スポットを紹介するイラスト地図を、セットで作成して小樽の魅力を伝えたり・・・。

イベント当日は、様々なSNSでハッシュタグ(#)を付けてPRするとともに、運河公園で噴水を囲むような形でクリエイター作品のブースを並べたり、『おたて』などの小樽ならではの飲食ブースや特産品を並べたり・・・。また、噴水や建物にプロジェクションマッピングを投影+生演奏、旧 渋澤倉庫(小樽ゴールドストーン)でライヴや何らかのパフォーマンスをしたり・・・。他にも、小樽にスタジオ撮影やプロカメラさんがいれば、撮影のための専用スペースを設け、希望の来場者を対象に有償で撮影したり・・・。

あるいは、毎年6月の国際スチームパンクデーに合わせて、海外のスチームパンカーとライヴ配信で国際交流することによって、特に欧米も含めて、海外へも小樽のPRに繋がりそうな気はします(*^▽^*) ある意味、スチームパンクの世界観は、日本で例えると幕末~昭和初期をイメージしているので、そのファッションも含めて、小樽が歩んできた歴史や街並み等との相性は抜群であると思うので・・・、うまく小樽の持つ潜在力を引き出しつつ、コラボできれば・・・、と考えます♪ ただ、仮に上記のような内容を敢行するとすれば、数年や5年、10年先になるとは思うので、徐々に一歩ずつ、小さなことから実現できれば・・・、と思います(*^▽^*)

そんな感じで『日本蒸奇博覧会』編をお伝えしましたが・・・、後編では、大阪で開催された『アリスと歯車7』で得られた知見を含めて、ご報告致しますm(__)m

この記事を書いた人

関西小樽会の会員で、スチームパンカー(スチームパンク文化愛好家)の天田 です(^^)/

歴史やご当地グルメ、他には無いような独創的な物も好きで、これまで小樽へは、日帰りも含めて6~8回ほど訪れています。初めて小樽へ訪れた際は、街並みのもつ雰囲気なども含めて、良い街だなぁ~と思い、小樽を好きになりました。その後、スチームパンクを本格的に始めるようになって、小樽のもつ魅力との親和性が高いことを知り、小樽の活性化に繋がるようなことができないか・・・?と考え、今に至っています!