小樽地域活性化のヒントを探して(後編) アリスと歯車7 編

前回は、東京で開催された『日本蒸奇博覧会』で小樽地域活性化のヒントを探していましたが・・・、今回は、大阪で開催された『アリスと歯車7』で得られた知見などをお伝えしていきます(*^▽^*)

まず、内容について、できるだけ簡単に説明すると、こちらも総合カルチャーのスチームパンクに特化したイベントで、不思議の国のアリス×スチームパンク がコラボしたアートイベントになってます。これまで西成区民センターや旭区民センターで開催されてきましたが・・・、7回目となる今回は、大学施設では初めてとなる「関西大学梅田キャンパス」での開催でした。

スチームパンクを題材にしたクリエイター作品が2日間で約70ブース並び、ちょっとした飲食やフォトスポット、パフォーマンスや講演、1階書店での特設コーナーなどがあり、東京に出店していたクリエイターさんとは違ったクリエイターさんともお会いすることもできたので、こちらも楽しむことができました。

東京でのイベントと一概に比較できるものではありませんが、個人的な主観では、スチームパンクを題材にしたクリエイター作品がブースに並ぶ点は共通してますが、細部では趣が異なり、東京はディープ路線・・・、大阪はカジュアル路線といった印象があります。おそらく今現在、その規模や内容も含め、東西での両イベントが車の両輪のように、国内のスチームパンクカルチャーを牽引している最先端を走っているので、今後も何らかの知見を得つつ、参加し続けようと思っています(^_^)

そして、ここからは『アリスと歯車7』から得られた小樽地域活性化のヒントを、あくまでも可能性の話ではありますが、自分なりに考えてみました♪ 小樽に置き換えて想像すれば、例えば、小樽商科大学を会場に似たようなことが開催できれば面白そうだなと思ったり・・・、

大学内で美術部や写真部、服飾サークルなどがあれば、それらサークル活動が一緒に出店すれば、学生の表現および発表の場としての機会を提供することにも繋がりそうな気がします(実際、今回のイベントでは、関西大学の美術部や服飾サークル、大阪芸術大学の学生によるブース出店、関西大学大道芸サークルとのコラボパフォーマンスなどがありました)

また、イベント内容と直接的な関係はない?ですが、ステージ上で1日目に『日本の妖怪』と2日目に『世界の妖怪』と題した講演もあったので、スチームパンクだけにこだわらない内容を組み合わせても楽しい気がしました(例えば、近年人気の北海道を舞台にした『ゴールデンカムイ』を意識した内容の講演であったり、スチームパンクと関連付けるのであれば、鐡道と合わせて小樽の近代史を講演するなど)

そのような感じではありますが、前回の『日本蒸奇博覧会』と合わせた両イベントをつうじて、独自の視点で、小樽地域活性化のヒントを探してきました(#^^#) 機会があれば、小樽に関連する何らかの団体がブース出展して、小樽の特産品を販売したり、スチームパンク的スポットと合わせて小樽の魅力を伝えたり、ステージ上で講演したりするのも良いかも?とも思ったり・・・。そこから何らかの形で、将来に繋がってくるかも!?

ある意味、うまくは言えませんが、私自身、特にここ数年は、こうしたイベント現場などをつうじて、年齢や性別などを問わず、様々なクリエイター作品、および参加する多様な人々の表現や世界観から五感で刺激を得て、想像力も含めた感性などを養い、多くのアイディアなどに活きているようには思いますし・・・。

また、あえて普段では体験できないようなイベントであったり、企業や団体、他の市町村を含めた取り組み事例や地域活性化例など、特に現場を訪れてみると、全く異なる内容であっても意外とヒントがあり、そこから学ぶものも多いなぁ~とも思ったり・・・。他にも、仮に興味があまり無かったとしても、実際に1度は現場を訪れてみることの大切さであったり(自分に合わなかったら次から行かなければ良いだけなので)・・・、現場で出会った人々との繋がりをとおして、何らかの形で将来的に活きてくるようにも思いました!(≧▽≦)

以上、前編と後編にわたって、小樽地域活性化のヒントを、独自の視点・解釈でお伝えしてきましたが・・・、小樽の観光振興も含め、参考になれば幸いですし・・・、

機会があれば、小樽で直接、プレゼンテーションなどでもお伝えし、未来へ繋げていきたいとも考えていますので、その際は、よろしくお願い致します(個人の想像力では、これが限界なので、細部も含めて相互理解・相互尊重のもと調整し、将来的に皆で発展できれば・・・)

最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m

この記事を書いた人

関西小樽会の会員で、スチームパンカー(スチームパンク文化愛好家)の天田 です(^^)/

歴史やご当地グルメ、他には無いような独創的な物も好きで、これまで小樽へは、日帰りも含めて6~8回ほど訪れています。初めて小樽へ訪れた際は、街並みのもつ雰囲気なども含めて、良い街だなぁ~と思い、小樽を好きになりました。その後、スチームパンクを本格的に始めるようになって、小樽のもつ魅力との親和性が高いことを知り、小樽の活性化に繋がるようなことができないか・・・?と考え、今に至っています!