私のウオーキング そのⅡ

 前回に引き続き、「私のウオーキング、路地探訪」は、次のように展開したことを報告しようと思う。

 前述の通り、私の路地探訪は佳境に入り、自分でも楽しみながら歩き始めた頃、私は行きつけの美容室でこんな話を聞いたのである。

 「最近この付近で何軒かのボヤ騒ぎがあって、地区の人たちが警戒していた頃、火付けの現場を目撃した人がいて、やっと犯人が捕まったんです。我々も一安心したんですが、その犯人が、いつも可愛い子犬を連れて散歩していた女性だったんですよ。道路で休んで煙草を吸っているのを見たことがあるんですが、よっぽどストレスがたまっていたんですかねえ。」

  これを聞いて私の思ったこと。

「路地をえらんでゆっくり歩きながら庭を眺めたり、表札を読んだりしている私も、もしかしたら不審な人物と思われているのかもしれない...」と。

 そんな訳で私のウオーキングの場所は歩道のある広い道路へと変わったのである。そして今度の楽しみは行き交う車のナンバーを読んで、3で割れるかを考えることとなった。これはこれで頭の体操にもなり、結構楽しみながら歩けるのである。

 こうした散歩も日課の一つとして定着し、いつの間にか8千から1万歩を超える日もあるようになったのである。

    ところが...。

 半月ばかりの後、今度は私の身の上に、思わぬハプニングが起こったのである。

この続きは「私のウオーキングそのⅢ」で報告します。

 

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コメント

コメント一覧 (1件)

  •  ウオーキングは多くの人が健康維持のため、実行されておられると思います。皆さんご自分のウオーキングを考えながら、大変興味深く読まれたのではないでしょうか。「そのⅢ」が楽しみです。