小樽市産業港湾部 富樫です。

 小樽会のみなさま、たいへんご無沙汰しております。
本年4月に企業誘致担当を拝命し、3年ぶりに産業港湾部に戻ってまいりました。
7月の総会懇親会では、久しぶりに皆さまとお会いできて嬉しかったです。
これからもよろしくお願いいたします。

久しぶりの小樽ニュースです。
これからは定期的な更新を心がけたいと思います(笑)

【気候】
本年7月の北海道は、真夏日が23年ぶりに11日連続となるなど、記録的な暑さに見舞われましたが、8月末には一転して最低気温が10度を下回る日もありました。9月も夏らしい暑さを感じることがないまま、10月5日には平年より11日早く(昨年よりも6日早い)手稲山が初冠雪、10月23日には小樽市内にも初雪があり、夏も秋も足早に駆け抜けていった感があります。

【交通】
北海道横断自動車道の小樽~余市間(24km)は、小樽JCTのフルジャンクション化(上下線とも乗り降りができる)も決定し、平成30年度の開通に向け順調に工事が進捗しております。現在、朝里川温泉や天神では橋脚工事が佳境を迎えており、紅葉の中に浮かぶ美しいアーチ橋が、後志地域との架け橋となることが期待されます。

紅葉を背景にと思っているうちに雪になってしまいました

【教育】
小樽会のみなさまには本年4月、緑小学校の閉校記念Tシャツ等のご案内をいたしましたが、来年4月には緑小学校と最上小学校、さらに入船小学校の一部が統合し、新たに「山の手小学校」が開校いたします。既に校歌(歌詞)と校章は既に公募で決定、新校舎も外観ほぼ完成しておりますので、来春に新入生をお迎えするばかりとなっています。

【観光①】
本年8月末に惜しまれつつ閉館した石原裕次郎記念館から、愛車ロールスロイスの寄贈を受けた小樽市総合博物館は、UVカットガラスと空調設備(エアコン・加湿器)を備えた個別展示ケースを整備し、本年9月末から一般公開していたところです。今年度中の公開は11月5日をもって終了、来年はGW(4月末)から再開予定となっています。

【観光②】
最後に残念なお知らせです。
小樽市総合博物館内で動態保存している、米ポーター社製の蒸気機関車アイアンホース号が、安全装置の故障により今年度の運行を中止せざるを得なくなりました。現在、国内で蒸気機関車を修理できるのは1社のみ、すぐに修理ができないこともありますが、1千万円を超える修理経費も大きな壁となっています。

小樽会の皆様におかれましては、いつも「ふるさと納税」でご寄附をいただいているところですが、もし、使い道を迷っている方がいらっしゃいましたら、「小樽市総合博物館の展示鉄道車両の保全事業」をご指定いただければ幸いでございます。

以上です。
最後のほうは小樽ニュースというより、お願いになってしまい恐縮です。
では、2月の新年会でお会いできるのを楽しみにしております。

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • 最新情報ありがとうございます。「山の手小学校」はどこで開校すか?私の卒業した「花園小学校」
    「菁園中学校」はまだ存続ですか。人口減少で統合は寂しいですね。

    • 高橋さま

      山の手小学校は旧小樽市車両整備工場跡地、スーパーチェーンシガ・緑店向かいで開校になります。
      花園小学校、菁園中学校は現在も存続しており、花園小学校は菁園中学校と小中連携事業に取り組んでいます。
      余談ですが、私の長女は菁園中学校卒、高橋さまの後輩にあたりますね(笑)

  • アイアンホース号の修理もガバメントクラウドファンディングで
    資金調達できませんか?   藤田

    • 藤田さま

      ご意見ありがとうございます。
      当然ながら担当部署で検討しているとは思います。
      ガバメントクラウドファンディングの手法で資金調達する場合、自治体としてプロジェクトを選定したり、優良性を判断する仕組みが必要になります。
      また、ふるさと納税とは異なり、募集期間満了後すぐにプロジェクトを実施するため、行政として実施を担保する必要があります。
      今回のロールスロイスの件については、今年度中に受入しなければならないため、資金調達の如何に関わらず実施の判断をしましたが(実際に必要経費の不足分を市が予算措置しました)、アイアンホース号については、今年度中に実施できるか微妙なため、当面はふるさと納税制度で寄付を募ることにしたと思われます。