ここ10年近く、毎年夏のニセコを楽しんでいます。例年ですと7月下旬から8月上旬の間の3日間、ニセコでボーッとしています。今年は6月中旬に、積丹半島の西の付け根に位置する岩内で、高校時代の友人グループとの集まりがあり、次いでのことなので、ニセコに足を延ばしました。6月中旬なので、私の住む関西では梅雨直前のそろそろ暑くなる時期ですが、さすが岩内・ニセコの日中の気温は10℃~15℃程で、寒い毎日でした。
いつも見慣れたジャガイモ畑は土のままで、芽も出ていませんでした。また、羊蹄山やニセコアンヌプリにはところどころ雪渓が残っていました。寒いニセコのイメージが強かったですが、晴れた日には羊蹄山(蝦夷富士)がくっきりと見えました。これまでの経験では羊蹄の山頂が見えるのは珍しいです。
ニセコに着いて3日目、朝のTVニュースで関西の地震(大阪北部地震)を知りました。私の居住地の京都市西京区は震度5強との報道に正直慌てました。阪神大震災の時は震度5弱でしたからそれより強いのかと思い、近所の方に電話をかけまくり情報収集に努めました。しばらくして、電話がかかりにくくなりましたが、ガス・水道等は普段どうりで、被害はそれ程でもないことが分かり腹をくくりそのまま旅を続けることにしました。ニセコの後、札幌に宿泊予定でした。帰宅後、ドアを開けると物が散乱と予想していましたが、全くと言って良いほど被害はありませんでした。
よく友人に「同じところへ何度も行ってどうするの」と聞かれます。ホテルの横に周囲が2km弱の保安林がありその中を散歩するのやゴンドラでアンヌプリの千m展望台に昇るのが楽しみなんですが、別荘など持てないわが身にとっては別荘代わりの意味もあります。ですので、ホテルはいつも部屋を指定して予約します。またホテルの人とも知り合いになり、多少の無理は聞いてもらえます。家内が漆にかぶれ、ニセコの病院に搬送してもらったことも2度あります。
と言うことですが、問題は我々の年齢で、この夏に傘寿を迎える私がいつまでニセコに行けるかです。健康に留意し来年もと口で言うのは簡単ですが・・・ 色々大変です。
コメント
コメント一覧 (1件)
ダンさんもニセコですか。我が家も最低年1回はニセコです。昨年も2回行きました。孫たちと尻別川のラフティングを楽しんだり、ダンさん同様リフトで1,000mまで上がり羊蹄山の眺めを楽しみます。ラフティングを主宰する”NAC”の2階のレストランのハンバーガーはお奨めです。また近くの蕎麦屋”いちむら”も美味しい。11:30には長蛇の列。早めに入るのがこつですが、待っても大した時間はかかりません。近くにある3か所ほどの道の駅をめぐるのも楽しい暇つぶしです。
今年も8月7日7人で押しかけます。