昨年発足した「廣井勇を顕彰する会」の総会が今年5月に高知で行われ、令和3年に高知県高岡郡佐川町に「廣井勇博士」の銅像を建立すること、彫刻は、新制作協会会員の「大野良一」先生にお願いすることが決議されました。大野先生より「廣井博士が携わった小樽港の雰囲気を肌で感じたい」とのご希望もあり、2回目の小樽視察団の派遣も決まりました。
「第2回視察」は、令和元年7月28日から30日に行なわれ、手島も案内人として参加しました。昨年台風の直撃を受けて参加を取りやめた、佐川町の堀見和道町長が団長です。
28日は、午前中小樽市迫市長を表敬訪問、総合博物館石川館長の案内で運河公園、総合博物館運河館を視察。午後からは、国土交通省小樽港湾事務所で矢野隆博所長による出前講座、船からの港内視察が行われました。昨年に続き“北防波堤”上陸!
翌日は、北大文書館で一堂に展示された廣井博士関連の多くの文書、資料に触れた後、総合博物館(旧理学部本館)、クラーク像、新渡戸像、ポプラ並木を散策し、午後帰途に着きました。
大野先生からは「来てよかった。感じることが多かった。」のお言葉も頂戴しました。令和3年にはどんな彫刻が出来上がるのでしょうか。期待大です。
除幕式には勿論出席します。迫市長との日程調整も必要ですね。
本視察では、小樽市迫市長、富樫主幹、石川館長、小樽市港湾事務所矢野所長、北大文書館山本様、井上様には格別のご配慮をいただき厚く感謝申し上げます。
写真:小樽市長室での表敬訪問 と 小樽運河公園(廣井勇像)
コメント
コメント一覧 (3件)
北海道らしからぬ猛暑の中ではありましたが、堀見町長様はじめ皆さまをお迎えすることができ、非常に喜ばしく思っております。
北防波堤は本年5月に日本遺産に追加認定された、北の産業革命「炭鉄港」の構成文化財でもあり、これらを活用しながら本市の歴史や魅力をアピールしたいと考えております。
せっかく手島会長に繋いでいただいたご縁ですので、廣井先生のふるさと佐川町とともに、これから大事に育んでいければと存じます。
手島様 大変お世話になりました。
参加した皆さんから、「天候にも恵まれ、大変有意義な視察
となった」とうれしい言葉をいただきました。
ありがとうございました。
手島さん、大変お世話になりました。お陰様で、大変有意義な研修になりました。改めて、廣井先生の生き様、人間性を佐川町の子供達に伝えていきたいと思いました。
廣井先生の叔父にあたる、片岡利和〈那須盛馬〉さんも佐川町の偉人である田中光顕さんと一緒に土佐藩を脱藩し、幕末を駆けた志士でした。やはり覚悟を決めて、物事に臨んでいく姿勢の大切さを学び、これからの時代に活かしていくことが大切だと思いました。
今後もよろしくお願いいたします。