
開催概要
日時:令和7年5月24日 16時~19:00
会場:アークホテル大阪心斎橋
参加人数:44名

定時総会







市長と語る会
小樽市長 迫市長
小樽の人口は、ピーク時の4分の1に。外国人材も視野に入れた定住、移住者の誘致を進めている。令和5年に商工会議所が開設したひと旗サポートセンターの取り組みにより、令和5年からの移住者は100人にのぼった。
インバウンドの需要が高まりを見せ、2024年には137万人の観光客が小樽を訪れた。北海道に来る観光客のうち、2人に1人は小樽に来ている計算に。
小樽商工会議所 中野会頭
商工会議所が創立130年を迎え、日本郵船小樽支店で式典を予定。
北運河を盛り上げる取り組みのひとつとして、都はるみ「小樽運河」を作曲した弦 哲也氏とのご縁から、新曲「小樽北運河」を8月にリリース予定。小樽運河でのコンサートを企画している。
小樽市議会 秋元副議長
自身が議員になった頃から話を聞いていた関西小樽会の総会に出席できたことを喜ばしく感じる。2期目に「市民と語る会」を立ち上げ、対面からワークショップへと形式を変えながら市民との議論を重ねてきた。小樽商大の協力を得て、議事録のアーカイブを閲覧できるシステムを本格運用できた。過去10年の議事録を検索できるので、ぜひ閲覧していただきたい。
小樽観光協会 西條会長
小樽観光は順調に推移し、2024年下半期には800万人ほどが小樽を訪れた。NETFLIXのドラマや映画のロケ地をめぐる「聖地巡礼」を目的にした観光客も多い。2024年には第3埠頭に「小樽国際インフォーメーションセンター」、「ポートマルシェおたる」を新設し、2024年の売り上げは3億3,000万円を記録した。2025年はさらに良い数字を見込んでいる。新観光船ターミナルは2025年7月末に完成を予定し、さらに市民や観光客の賑わいを創出していきたい。
質疑応答 (迫市長)
小樽のふるさと納税の現状について伺いたい。返礼品の数が多く選ぶのが大変に感じている。
現状、寄付金は8億円で止まっている状況。人気がある返礼品は、海産物よりもお菓子が人気。さらに上を目指すべく、返礼品の数や内容を見直している。
学校について、統廃合等の計画は?
学校適正配置計画のもとに進めているが、自身が市長に就任してからは計画をストップしている。ピーク時に比べると子どもの数は10分の1に減っているが、地域における学校の役割を大切に考えたい。
フリースクールについて、小樽はどんな取り組みをしているのか
いじめや虐待、不登校は年々増加傾向にあり、こども食堂やフリースクールといった子どもの居場所作りがとても大切。フリースクールの所管は教育委員会であるため行政が直接タッチするのは難しいが、民間事業者からの申し出は受けている。なお、介護と観光の専門学校、日本語学校の開校を予定している。
インバウンド向けのラグジュアリーホテルの計画について伺いたい。
ナイトタイムエコノミーの充実は目下の課題。ラグジュアリーホテルを望む声もあり、経済界の皆様と考えなくてはいけない課題だと考えている。夜の観光コンテンツは徐々に増やしていて、小樽公会堂の能舞台を使った「能カフェ」なども好評で、小樽版ミシュランといえる「小樽おもてなし認証制度」は2年目になる。
懇親会



桂米朝一門の落語家、桂弥太郎さんによる一席、小樽市内の事業者・団体、来賓の皆様から協賛いただいた景品の抽選会、恒例のじゃんけんゲームを行いました。
今年の総会もたくさんの方にお集まりいただき、ありがとうございました。今後もより一層関西小樽会の活動を活性化してまいります。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。