皆さん、はじめまして。 私は、糠塚 淳(ぬかつか あつし)と申します。
ご縁がありまして、関西小樽会に入会させて頂き今年で3年目を迎えました。
今回は自己紹介を含め、少しだけ私の「ふるさと」について、お話させて頂きたいと思います。
私は札幌生まれの札幌育ち、人材ビジネスの会社に勤務しており10年前に転勤で関西に参りました。50歳を迎える年に人生を見つめ直す機会を得て会社を退職。現在は研修講師と人事・採用、営業のコンサルタントとして独立し、神戸にて妻、娘2人と暮らしています。
私の父は余市町の出身、曽祖父の代から続く余市の水産加工会社の一員として小樽支店、札幌支店を開設し小樽支店時代に知り合った母と結婚し札幌支店と共に誕生したのが私です。
一方、母親は小樽市信香町の出身。三角市場前で父親が営む塩干卸の店を手伝っていた所を、すぐ近くにあった父の会社に立ち寄った祖父に見初められ、結婚に至ったと聴きました。
余市、小樽、札幌を拠点として働いていた両親。親戚や知人も、この3拠点に集中している訳ですから、自然に、この3っの街が私の「ふるさと」になりました。
今でも鳥肉といえばケンタッキーではなく「なると」の若鶏定食。お気に入りの喫茶店は北一硝子の喫茶コーナー。ランプの灯の中で、まったりするのが大好きです。子供の頃、何度もいった小樽水族館やノスタルジックな街並みも忘れる事ができません。北海道の友人から「神戸ってどんな街?」と訊かれるといつも「札幌と小樽を足して割った感じ」と答えています。きっと神戸に住んだのは関西で「ふるさと」を感じる場所だったからかも知れませんね。
そして、この街もまた私の「ふるさと」となりました。
私は、いつも朝のテレビ小説を楽しみにしているのですが、ついに関西と余市を舞台とした「マッサン」が明日(9/29)からはじまります。当然のことながらニッカウヰスキー、ジャンプ金メダリストの笠谷幸生さん、船木和喜さん(小樽北照高)、毛利衛さん(宇宙飛行士)は余市の誇りです。広島出身で、関西を舞台に活躍され、サントリー山崎工場を作った後に、自らの信念に従って余市で本物のウイスキー作りに人生をかけた竹鶴政孝さんとリタさんのドラマですから、これは見逃せないですね。
私が独立して求めている夢は「いつか関西と北海道をつなげる力になりたい」というものです。
今はまだ、それがどんな形で叶うかわかりませんが、毎日を一生懸命に生きること、人と人との繋がりを大切にすること、仕事に品格と誇りをもつこと、これを丁寧に積み重ねることで、道は開かれて行くものだと思っています。
また皆様に、お会いすることがあれば是非「ふるさと」のお話を聴かせてください。
これからもどうぞ、よろしくお願い致します。