里の秋

皆さんは、”静かな静かな 里の秋”で始まる、この歌をご存じとおもいます。実は、昨年暮れの自治会の慰安会で、我々老人がアコーデオンの伴奏で、古い歌を歌った中に出てきました。その3番を紹介します。

「さよなら さよなら 椰子の島、お船に揺られて 帰られる、
ああ父さんよ ご無事でと、今夜も母さんと祈ります」

この歌は、太平洋戦争開戦の昭和16年の作だそうです。

昭和20年の終戦時、私は4歳でした。終戦直前と思いますが、小樽から兵隊が出港するとき、数名の兵隊が今でいう民宿し、我が家にやってきました。わが子を思い出すのか、私達にあやとりを教えてくれま した。その後の生死はわかりませんが、留守家族に歌のような思いをさせることは、絶対あってはなりません。

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