関西小樽会 竹田城跡への旅

この度初めて関西小樽会に参加させて頂いた。

紅葉狩りがメインだが竹田城跡にも行くらしい。

以前から興味のあった場所なのでこれはいい機会と参加させていただく事にあいなったわけだ。

まず最初に向かったのが円通寺。もう紅葉は真っ赤で散っている葉も多い。

同時に風とともに散る紅葉はいとをかし。

雨が降っていたのが残念だがバスに戻るころには止んできて空も明るくなってきた。

その後は雨は大丈夫であろうと思っていたが甘かった

次に向かったのが高源寺。ついたとたんに大雨である。紅葉もやや過ぎてしまった感じではあるがものすごい傾斜の階段や不動明王や水琴窟などもりだくさんだ。

また本堂の裏側には樹齢300年の木があったりしてこれもよかった。

雨の中の古寺というのもいいものだと思った。

 次に昼食、そして竹田城跡だ。

雨はやむ気配はもうない。腹をくくっていくことにした。

まず麓の駐車場までバスで移動。そこから登山という形だ。

アスファルトの道が続いていたので

これならまぁそこまでしんどくはないだろうと思った。

甘かった途中から登山道になったのだ。ジグザグに登る。

雨足は増すばかり。道も狭くすれ違いにも気をつけねばならない。

デジカメを雨から守り、傘をさし、ひたすら足元を見ながら黙々と登る。

ひたすら足元を見るのは山などに登るときの私の流儀なのだ。目的地につくまで絶対に振り返らない。目的地についてから周りを見たときの感動が好きなのだ。

しかし今回は道が雨で一部流れたりしていて危険だったので必然的にそうなったのだが。

20分ほど経ったころ、ついに石垣が見えてきた。この時にそれまでの疲労などが吹っ飛んで「あとちょっとで到着」という希望が体を突き動かす。

 そしてついに到着。雨だというのにたくさんの人。そして石垣が連なる幻想的な風景。

なによりも湧き出る雲が朝の雲海のように周囲を囲み擬似的な雲海になっていた。

晴れていればきっと麓までの景色が見えてそれは絶景だろう。

しかしこの雲海のなかの竹田城跡はめったに拝めない。

雨だったからこそ見えた景色だった。

雨に降られてかえって運がよかったというのもなんだかおかしくもある。

また時間とともに雲が濃くなってより一層幻想的になった。

着いたときに写真を撮った場所でもう一度撮ってみるとまた別の場所のようであった。

程なく時間となって下山したがもうくたくたであった。

本当はもうひとつお寺に行くはずだったがそれはキャンセル、梅田まで帰ってきた。

バス後部で宴会があってとても楽しかった。

梅田にて飲み会が開かれいろんなお話を聞かせていただいた。

こんな若輩者の私を歓迎してくださった皆様には本当に感謝したい。

また次の催しがあればぜひ参加したいと思いつつ、筆をおくことにする。

 

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  •  旅行に行った人は、ああ、この通りの旅行だったなあと思い出しますし、旅行に行けなかった人には、旅行の概要を理解して頂ける内容だと思いました。
    良い報告書を投稿していただきましてありがとうございました。

    • コメントありがとうございます。
      今回撮った写真は全て藤田さんに預けてあります。
      もしよければ見てください。
      次のイベントでも写真とりまくります。
      私の拙い文章でよければまた書かせて頂きます。