手島肇 韓国での懇親会

5月15日、韓国プサン東義大学で行われた、韓国廃棄物学会と日本の廃棄物・資源循環学会共催の、国際交流セッションに出席し、日本からの二人のプレゼンターの一人として、講演してきました。久しぶりの英語でのシンポジウムでしたので一寸疲れました。

 今日紹介するのは、そのセッションのことではなく、セッション終了後の懇親会で、日本とずいぶん違うなと、感じたことです。

 懇親会はビュッフェ形式で行われましたが、日本では挨拶、乾杯の音頭それから食事と続くのが普通ですが、韓国ではまず皆がテーブルに自分の食べ物を取って、食事しながら皆がそろうのを待ちます。その際、食べ物のテーブルに向かうのは、学会の偉い人(大体やや高齢者)、私たちのような招待講演者から、あとは年齢の順番で、整然と並んで取ってゆくのです。

 セオウル号の事故時の船員たちとは大部違います。まだ儒教文化、精神が残っているようです。

 次に乾杯です。日本では乾杯は一回しかしませんが、韓国では、主催学会長、大学代表、日本の学会長と三回も乾杯するのです。

 一番印象に残ったのは女子大生の顔です。綺麗な学生さんがたくさんいるのですが、皆あのチェ・ジュウのそっくりさん!それってあれですよね。皆が納得ずくとはいえ何か不思議なものを見た感じでした。

 普段こうした懇親パーティは、10時頃まで続くようなのですが、最近はあの事故の関係でやや自粛ムードが広がり、8時には終わりました。

 韓国の古い文化と,新しい風潮の両面を見た思いでした。

終わり

 

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • 韓国にはそんな良い面もあるのですね。少し安心しました。同時に、学会であれ、商売であれ、なんであれ、交流することはよいことだと思いました。