人口減は最大の課題ですが、この件について小樽商大に関する記事が二つ見つかりましたので下記紹介させて頂きます。
一つ目:小樽商科大学同窓会報第117号より、「まち・ひと・しごと創生会議メンバーに山本眞樹夫前学長が参画」というタイトルですが、以下その本文です。
H26.9.3「まち・ひと・しごと創生本部」(本部長:内閣総理大臣)が閣議決定により設置され、此の本部のもとで重要事項を調査・審議するため開催される有識者会議「まち・ひと・しごと創生会議」の構成員の一人として、山本眞樹夫前学長が参画することとなりました。この「まち・ひと・しごと創生本部」は、「人口急減、超高齢化という我が国が直面する大きな課題に対し政府一体となって取り組み、各地域がそれぞれの特徴を生かした自律的で持続的な社会を創生する」を目的とするものです。
二つ目:小樽市広報H27年8月号より、「魅力あるまちづくりが鍵」というタイトルですが、以下その概要です。
小樽市人口対策会議の座長を務めておられる鈴木将史(まさふみ)氏(小樽商科大学理事・副学長)は上記広報の中で次のように述べられております。
小樽市は従来から企業誘致も含めた雇用の創出に尽力してきたこともあり、人口に見合った雇用機会は市内で提供できているのですが、今後は小樽・後志、あるいは札幌で働く方にいかに小樽に住んでもらうか、即ち「住みよいまち小樽」への変革が人口対策の鍵となるでしょう。と
私(高橋)は今迄、企業誘致がすべてに優先すると思っておりましたが、
広報のデーターではH26年に対札幌で1005人の転出超、対後志管内では113人の転入超となっております。上述のように雇用機会は市内で提供できているのであれば、人口減の対策は、いかにして札幌へ出るのを少なくするかという事である事が分かりました。もっとも、提供できている雇用機会は、優良なものばかりではありませんので、引き続き優良な雇用の拡大に尽力は必要との事でした。人口の都市への集中化はどこも直面しているのでしょうが、どこかに参考になる地域でもあるとありがたいですね。
*上記記事については、小樽商科大学、小樽市役所の了解取得済。