私は商大通りに面した小樽市緑町1丁目で生まれて大学卒業までの22年間現地に住んでいました。
小学校は稲穂小学校、途中から校区変更により富岡小学校に、中学校は東山中学校、途中学校火災により菁園中学校に、高校は緑陵高校に通いました。高校は卒業後小樽商業高校に変わっています。その小樽商業も2018年度には小樽工業と統合されることになっているようです。住まいは変わっていないのですがなぜか小・中・高と学校・学校名が変わっています。
大学を卒業してからは大阪で地方公務員となり当時社会問題となっていた大気汚染や水質汚濁対策の部署に配属になりました。
まもなく胸を患ってしまい小樽に療養に帰ったのですが、当時の大阪の不味い水やお世辞にもきれいとは言えない空気と比べ、小樽の冷たくて美味しい水、さわやかな空気などにほっとしてしまったのを思い出します。
仕事に復帰してから定年まで公務員生活を続け現在妻と2人で大阪市内に住んでおります。
関西小樽会には、近所に住んでいて大学の先輩でもある手島会長と公務員時代に大変お世話になった上司の知人である金澤前副会長お二方からの紹介で入会させていただきました。
これまで役員会や総会、イベントなど楽しく参加させていただいております。
〔干物大好き〕
私は小さい時結構好き嫌いが多かったのですがなぜか珍味・干物は大好きでお酒のあてのようなものがあれば幾らでもご飯が食べられました。
普段は鰹節(オカカ)ですがこれは常にたくさん家にあったので誰にも文句を言われず好きなだけ食べることができました。小樽ではいろいろな珍味・干物を食べていました。こちらに来てからは手に入りにくい物もありずっと定期便で小樽の兄弟から送ってもらっています。
・干物(丸干し、開き干し):タラ、コマイ、スルメ、鮭とば
・みりん干し:タラ、イワシ
・燻製:オオナゴ、ホッケ、タコ、イカ
・魚卵:マダラ子、タラ子、筋子、イクラ、シシャモ子、数の子
・ニシンのぬか漬、おから漬 等々
大阪に出てきて寮に入っていた頃には、タラの丸干しを食べるときなど金槌でたたく音や、焼くときの臭いで苦情が出たこともありますが食べると皆美味しいと喜んでくれました。
昔よく食べたニシンのぬか漬と言ったら強烈にしょっぱくて薄く切ってほんの少しずつ食べたものですが、最近はおからで漬け込んだおから漬(番屋漬とも言うようです)をよく食べます。これは比較的あっさりとした甘口でニシン特有の脂も感じることができ普通の魚のように切り身にして食べることができます。
年を取り最近は柔らかめの物しか食べなくなりましたが成人病に注意しながらになりますが私にとってはこれからもずっとお酒・ご飯の供です。
コメント
コメント一覧 (3件)
<タラの丸干しを食べるときなど金槌でたたく音
と記されていますが
タラとはスケソウタラの事でしょうか?
最近は見かけませんが子供の頃、小樽では軒下にスケソウタラを干しておき、
乾燥したのを金槌でたたいて、身をほぐして食べたものですが…..
おいしかったですね。
小樽以外では見たことはありませんので、半世紀以上も食べたことはありませんが。
スケトウダラです。
マダラを乾燥したのを身をほぐすなどして食べた記憶はありません。
関西に出てきてからこちらでは棒鱈の煮付けや芋棒などで食べているのを初めて知りました。
スケソウダラはスケトウダラの事だと思います。
私の住んでいた長橋あたりではスケソウダラと呼ぶ人もいたのでしょうね。
棒鱈と聞いて「あっ、これだ」と思い出しました。正月料理の棒鱈は私も大好きで今もよく食べていますが、小樽ではなかったですね。冬の風物詩、軒下のスケトウダラと皿の上の黒っぽい棒鱈は同じものだという事を忘れていました。