前回、「緑のカーテン」の代表であるゴーヤ(にがうり)について実用的な豆知識をクイズ形式で紹介しました。今回は「緑のカーテン」について楽しみ方や育て方を紹介します。
緑のカーテンとは、窓際に張ったネットにつる性の植物(ゴーヤや朝顔類)を育てたものです。日差しを遮るだけでなく、葉からでる水分で温度を下げる効果も期待できます。エアコンの使用を抑えることができれば節電になります。さらに、取れた実をチャンプルにすると美味しく食べる事ができ夏バテ防止に良いです。
育てる上で特に気をつけたいポイントがあります。
- 「摘心」をする事です。
摘心とは、ある程度伸びてきたら、親づるの先端を2~3センチ切る事です。すると脇から子づる、孫づるが伸びやすくなって横に広がるようになります。 - 「連作障害」です。
「連作障害」とは、同じ土で、同じ植物を毎年連続して栽培したときに、極端に生育が悪くなったり、病気になったりしやすくなる現象のことです。
ゴーヤはとくにその現象が出やすい作物なのです。ゴーヤの場合、最低3年間は同じ場所で作らない方が良いとされています。ですので、プランターで育てていた方で、次の年も育てる際は、必ずプランターの土を交換すること。そして、地植えで育てていた方は、同じ場所には植えないことが重要です。
後は水やり、追肥を忘れず育てていけば良いでしょう。ゴーヤは生育が旺盛で育てやすい植物ですので大き目のプランター使用で容易に栽培できます。今年、是非ゴーヤによる緑のカーテンに挑戦してみてはいかがでしょうか?
以上、参考になれば幸いです。
コメント
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これから暑くなる季節です。
緑のカーテンを見かけるのを楽しみにしております。