8月30日(火)小樽市役所に、迫市長、鈴木議長らを訪問したことは前回の「小樽訪問記(1)」の通りです。28日(日)の午後は時間があったので、小樽市総合博物館と市立小樽文学館・美術館を訪れました。
総合博物館では、企画展「百年の礎・北海道の心臓と呼ばれたまち」が開催されています。市制施行百周年を迎える小樽の歩みを、銀行街、福祉事業、運河保存運動などを軸として、多くの写真、資料が展示されています。中には私の子供時代の写真や地図もあり懐かしい気持ちになりました。多くの歴史的建造物のスケッチもありましたが、詳細記述がなかったのは残念でした。 (図1・総合博物館・百年の礎)
市立小樽文学館では、企画展「小樽に残した足跡2懐かしい人々」で小林多喜二、伊藤整、石川啄木、石原慎太郎の遺品、資料が展示されています。(図2,3・小樽文学館・文豪の足跡) 更に、旧小樽地方貯金局竣工70周年記念「通信・郵政建築展―源流と発展」が10月2日(日)まで開催されています。故鳩山邦夫氏が総務大臣時代の東京中央郵便局改築の折のパフォーマンスを思い出しました。吉田哲郎設計の郵便局は重文にも匹敵するということで正面建物の一部を残して現在のJPタワーが造られました。吉田の後継者小坂英雄が設計したのが、昭和27年竣工の小樽地方貯金局、現在の小樽市立文学館です。(表1,2・貯金局展示目録)
小樽文学館では9月19日まで開催の「画家と娘 岸田劉生<麗子>とともに」と「大正・昭和初期の小樽の画家たち」を観ました。岸田劉生を中心に小樽ゆかりの中村善策、長谷川昇、三浦鮮治、兼平英示らの作品が58点も展示されています。
盛りだくさんの休日でした。
終わり
コメント
コメント一覧 (1件)
楽しく、小樽の歴史を想像しながら読ませていただきました。1
,2 ありがとうございました。