■商機といえば、残念な8月6日の平和灯籠流し
旧日本銀行小樽支店を下った運河沿いで行われている ゛おたる運河平和灯籠流し゛。 たまたま今年も8月6日に来合せて、私が参加させてもらうのは2回目だったが、聞けばもう第27回とか。
灯籠300円を買い求め、願い事を書いているデスクの脇で楽隊が長崎の鐘などの歌を奏で、黄昏の迫った運河に美しいギターの旋律が流れていく。観光客を乗せた運河クルーズ船が静かに水面を滑って行き、ろうそくを灯した灯籠が、後を追うように揺らめきながら流れていくさまは、夢幻的で美しい夏風景だった。
「戦争を語り継ぐ小樽市民の会」など4つの会が実行委員となり続けているそうで、香港から来たというファミリーは、息子が学業成就。父親は家内健康。加福招来。子孫繁栄。と読み取れる文字を書いて運河に流していた。
゛ひろしま、ながさきと心をつなぐ゛、というテーマへのアピール度は足りないように見えたが、平和でなければ暮らしの土台は崩壊するのだから、家内健康~子孫繁栄とご先祖に感謝し、幸せをねがう香港ファミリーの思いは、立派に平和灯籠流しに繋がっている。ただ行き交う人もたいして足を止めず、寂しげだった。
小樽の冬は゛雪明りの道゛。 夏は゛おたる運河灯籠流し゛と、もっと大々的に取り組み、商機として、みんなで活かしたらいいのに。この閑散ぶりは、もったいない限り。市民運動が育てたせっかくの゛眠れる小樽のたからもの゛。市をあげて支援するなら、知恵もまた湧きでて、眠りから覚めた本物の宝になるのではと、ついつい小樽のことなので力(リキ)が入りました。
コメント
コメント一覧 (3件)
素敵な小樽の案内ありがとうございました(≧∇≦)
フェリー、忘れてました。
いいですよね。
私も行きたくなりました。*\(^o^)/*
たまさんの思い出は、まっさんを彷彿させますね。
親御さんの想いが、たまさんを護られたんですね。
ありがとうございますm(_ _)m
泣けてきました。笑)