小樽でのトイレの使い方は?

外国人が来日してびっくりし、戸惑うものに日本のトイレ器具の斬新さがあるようです。そこで、先日、大阪の衛生陶器メーカーT社でトイレについて勉強してきました。

T社は今年創立100年、陶器製腰掛式水洗便器が完成したのはその3年前の1914年とか。同社のセンターには各種各様の最先端の衛生陶器が並んでおりました。「ウオシュレット Washlet」です。ちなみにこの「ウオシュレット Washlet」というのはT社製品の愛称で、I社やP社もそれぞれは別の愛称がついているそうです。

温水洗浄便座「Washlet」が発売されたのは1980年、それ以来温水洗浄便座は日本全国に普及し、現在の普及率は家庭用で80%以上、公共用は90%以上になっているそうです。
世界的には、アメリカで20~30%、欧州も同程度で、いかに日本国内での普及率は高いか。飛行機までも、JAL,ANAとも、B787に設置されているそうです。

外国人が来日すると、この便座の使い方で戸惑う方が少なくありません。わたくしは中国人客へのガイドをしております。そのお客様が空港やホテルに着いてすぐ、お手洗いはいかがと尋ねます。そこで、そこのトイレの使い方も説明します。

以前、富士山五合目に行った時、便所を管理していらっしゃる観光庁かの職員が、わたくしに、中国人観光客にはトイレ使用後、用済みのカミを流さず、屑籠に入れる方がいるので、注意してほしいと言われました。なぜ?と不思議に思い、その後中国人のお客に聞きました。中国では、紙は流さないのがマナーと言われていることがあるとのことでした。理由は紙が詰まっては困るからとか。同じようなことは、他の国でもあるそうです。ところ変わればトイレの使い方は変わるものだと認識を改めました。その後、中国人客には日本の紙は流しても詰まらないと紹介し、温水洗浄便座の使い方も説明します。男性客なら、抵抗はないのですが、女性客への紹介の場合は少々抵抗がありますが、仕事と割り切り、説明します。

そんな時、トイレの中に使用法が多言語で説明されているといいのにと、いつも思っていました。この思いは、観光地、ホテルなどでも同じではないかと思っていましたところ、今春の「小樽ジャーナル」で、商大生と留学生(ともに2年)が多言語の漫画入りでポスターやラベルを作り、小樽運河沿い、境町や市内関係先に配布して、大歓迎されたと報道されていました。なお、T社では、現在は公共用に納入するものにはすべて多言語使用法の説明プレートを標準付属品としてつけはじめているとの説明でした。うれしいことです。
これで、今後は外国人、日本人問わず、気楽に最新式トイレを思う存分、レストルームとして使ってもらえ、和やかな、すっきりとした気分で、小樽観光満喫できることでしょう。

7月、小樽にまたお客を連れていきます。トイレも見てきます。お客のご感想も聞いてみたいと思います。 

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • 私が初めて洋式トイレ(ウオッシュレットではありません)使ったのは、昭和32年ごろだったと思います。修学旅行の旅館ででしたが、畳の上に便器を置いてトイレをしているような感じで
    何とも落ち着かなかったことを思い出します。
     日本のウオッシュレットを初めて使う外国人の気持ちは如何ばかりかと…….

    今回の小樽旅行の結果も、機会があればまたご披露頂ければと思います。